京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

中古マンションを買って改修する事例が増えています

京都市内の土地が非常に高値になっていることから、土地を買うのではなく中古マンションを購入されてキッチン、システムバス、洗面台、便器等を入れ替えて住むという事例が増えてきています。

京都市中京区Y様邸マンション改修

2025年4月26日まで現場見学は随時行っておりますので、電話もしくはお問い合わせフォームから希望日時を2,3つほどお知らせいただければ、予定を調整いたします。

2025年4月17日 完成

全ての工事が完了しましたので写真を撮ってきました。

キッチンの壁天井は壁に貼ったタイルを中心にグリーンで統一しています。

最初に描いたパースとほぼ同じ仕上がりになっています。

キッチン背面のものを隠したいということで、収納用3枚連動引戸を付けています。

キッチンの裏側は6帖をパーテションで区切ったこども室があります。

洗面所です。こちらも全体的にグリーンとホワイトでまとめています。

当初のパース図です。

洗面台の奥の壁にキッチンと同じタイルを貼っています。スイッチやコンセントのプレートも新しいものに変えています。

1点だけミスというか想定外のことがありまして、予定では洗面台の下台とミラーの間にタイルを貼ることになっていたのですが、洗面台の図面に書いてある寸法と実際の寸法が+10mm違っていて仕方なく貼ってあるタイルの前に洗面台を据えることになりました。誤差とかではなく、図面寸法と現物寸法が違っていたのが腹立ちました。

当初からあった収納は奥行を深くして可動棚にして扉をつけました。

システムバス入れ替えしました。残念だったのは給湯器が高温足し湯機能だったのを追い焚き機能に変更できないか配管スペースに余裕があるか調べましたが、マンションの構造上無理だった点です。

6帖をパーテションで2つに割ったこども室の一方です。通路幅600mmと最小限にしています。

視線を遮りつつ、エアコンの冷気や暖気は必要なためランマに窓を入れています。

思春期を迎えるこどもさん達のための一時的な間仕切りですので取り外せるようになっています。

木と合板で仕上げているので、色を塗っても良いしネジを打ち込んでも良いし好きなようにできるようになっています。また、木材を室内に取り込むことで安息効果が生まれます。

2025年3月27日 既存のドアや収納折れ戸の取っ手を交換

ドア自体が昔のままなのですが、古いドアの取っ手は真鍮を模してゴールドになっていることが多くまた年月が経過して塗装やメッキが剥がれていることが多いです。これを取り替えたいということで、取っ手サイズが合う商品を金物屋さんで探し回ってようやくブラックのものを見つけました。

マンションのドアというのはマンション1棟分特注になっていることが多く、またどこのメーカーがつくったものかもわからないため、今の取っ手に近い形状の商品を探してくるのはとても手間がかかります。

でもこういう細かいところが変わることでインテリアの印象がガラッと変わります。

2025年3月26日 こども室間仕切り壁と窓、ドアを取付

2人のお子さんのための間仕切り壁です。マンションの中では仕上げに滅多に使われることがない木材を使っています。壁に使っているのはシナランバーコアで、今のところ壁として使いながら、年月が経ったら取り外して元の部屋の状態に戻すことができるようにしています。ランマに窓を付けているのはエアコンが1台しか付けられないので冷気をもう一つの部屋に送るためです。

間仕切り壁は落書きしようが画鋲をいっぱい刺そうがなんとでも出来る壁です。

それぞれの部屋が狭いこともあり、ドア自体も極限まで幅を狭くしています。ここまで狭くしてベッドや机やイスは入るのかと思われると思いますが、バルコニーが繋がっているので大きなものを入れる場合はリビングからバルコニーに出て各個室に入れることが可能です。

2025年3月22日 キッチン取付

こちらはリクシルのシステムキッチンリシェルです。キッチン天板の壁に接する部分が一般的に35mm程立ち上がっていることが多いのですが、セラミックトップにしたことでそれがなくなりスタイリッシュに仕上がっています。余談ですが、立ち上がりのないキッチンは他ではミラタップ(旧サンワカンパニー)の商品があります。

2025年3月18日 キッチンと洗面のタイル施工完了 

キッチン、システムバス、洗面台を解体して壁を潰してスイッチコンセントの位置を変更して、ガス電気水道の再配管を済ませてキッチンの壁にタイルを貼ったところです。窯変(ようへん)タイプのキレイなタイルです。目地は汚れが目立たず拭き取りしやすいものを使って色はライトグレーです。

早いもので着工から2週間しないうちにシステムバスを新しいものに入れ替えました。

洗面台の壁にもキッチンと同じタイルを貼っています。完成パースは上の図のようになります。洗面カウンターとミラーの間を310mm空けてそこにタイル貼りをする計画です。

こども室の間仕切り壁です。あとで取り外せるようにできて、個室感が出せるようにしつつ、壁をなるべく薄く仕上げ、1台のエアコンの風が2室に行き渡るようにするという難しい問題の答えが写真のカタチです。計画段階でも壁を何で仕上げるか相当悩みました。

2025年3月3日 工事着工

工事2週間前までにマンション管理組合へ工事工程や図面や仕様を提出して許可が下りて近隣挨拶周りを済ませたうえで工事着工です。共用部分を汚したりキズつけたりしないようにきっちり養生もします。

2024年11月30日 現地下見と工事の計画

1998年新築なので築27年経過するマンションの1室を新たに購入されて、こちらのキッチン、洗面、システムバス、トイレの入れ替えと6.5帖の洋室をこども用にパーテションで2分割するという計画です。こちらのマンション購入以前から古家付きの土地を探されるのに同行していたのですが、マンションで良い物件が出たことから購入されました。

築27年が経過していると間取りの考え方が今と違って、キッチン・洗面脱衣室・トイレ等水回りの空間が狭く、かつ古くなっているのでこのあたりを入れ替えて今の感覚やお客さんの好みで変えていったほうが住みやすいです。上のパース図のようにキッチンは幅を広げて壁を取り払ってリビングまで突き出す形にしました。壁にはキッチンパネルではなく、好みのタイルを使いたいという希望で図のようになっています。

パース図の右のほうに部屋があるのですが、もともと1室だった部屋を間仕切り壁を立てて部屋を分割し、2人のこども用の部屋をつくることにしました。思春期ですのできっちり分けつつ、大きくなったら間仕切り壁を撤去できるようにしています。

上京区KO様邸マンション改修

こちらのお客さんももともと京都市内の土地を探されていましたが、あまりの値段の高さに土地購入を諦めて中古マンションを購入されて改修となった事例です。

施工した内容は、システムバスの入れ替え、洗濯機奥の壁に可動棚取付、神棚取付、寝室ドアの開き方向の変更、床にムクフローリングが貼ってあるのですが前のオーナーさんが化学系ワックスを使用されて妙にピカピカに光っていたためワックスを除去してミツロウワックスで仕上げました。

やろうと思っていたが出来なかったのは、内窓の設置でした。マンションの管理組合規約では窓部分(部屋側の窓枠部分も含む)は共用部分とみなされるため、入れ替えたり窓枠を取り替えたりすることが出来ず、内窓を付けるのであれば窓から10cm程度離したところであれば可能ということでした。しかしそれをすると部屋が狭くなるため、最終的には内窓の取付は諦めました。

洗濯機の奥の壁に、ネジをとめるための下地がないので背中に板を貼ってそこに可動棚を取り付けています。木造と違ってマンションは構造がコンクリートのことが多いのでネジをとめる下地がないことぁらこういった施工にしています。

神棚を壁に取り付けたところ。こちらも下地がないので先に木を取り付けてから金物を固定しています。

ドアの開き方向を変えるために戸当りやラッチの位置を変更しました。部屋にベッドを入れて内側にドアを開くと当たってしまうことから外開きに変更しました。無理矢理に施工しているのであまりキレイには出来ていないですが、お客さん納得のうえでの工事です。

京都府亀岡市にエビナ製材の亀岡モデルハウスが完成!

エビナ製材 海老名宣行です。

亀岡モデルハウス(住居兼モデルハウス)

亀岡新木の家モデルハウスの外観

黒を基調とした新モデルハウスの外観。片流れ屋根を採用。屋根の裏側は、コスト削減のため木に近い色に塗装。

亀岡の木の家モデルハウスの外観南側

駐車スペースが2台。モデルハウス見学は、どうぞお車で!

新モデルハウスのコンセプト

エビナ製材モデルハウスが京都府亀岡市にできました。
新モデルハウスのコンセプトは、「実際に人が生活しているモデルハウス」です。エビナ製材の従業員が自分達の生活に合うようにオーダー注文し、お客さまの家づくりと同じ流れで建てました。実際に、2022年の2月から生活しています。
メーカーの理想だけを追求した立派すぎるモデルハウスとは違い、リアルに人が寝て、起きて、食事して、毎日笑って生活している等身大のモデルハウスです。
良い部分も、そうでない部分も、ありのままに見ていただくことで、お客さまの生活をイメージされやすいモデルハウスだと思いますので、ぜひご見学ください。

実際に人が生活していますので、見学ご希望の場合は、事前にご予約をお願いします。
見学ご希望のお客さまは、お電話または、こちらのお問い合わせフォームより、備考欄に亀岡モデルハウス希望と見学希望日時をご入力の上送信してください。
追って、モデルハウスの住所と日時をご連絡させていただきます。

今の流行も取り入れた木の家づくり

亀岡のモデルハウスも基本構造は、エビナの得意とする「一室空間の家」となっています。LDKのエアコンを1台稼働すれば真夏でも十分涼しく、節電になります。2017年1月に京都市内に完成したモデルハウスは白を多用しているナチュラルインテリアですが、亀岡のモデルハウスは、今の流行りを取り入れていますのでインテリアの参考にもなりますよ。(写真は全て、2022年2月竣工当時の内観になります)

吹き抜けのリビング

1階と2階が繋がる19帖のLDK

階段

狭くても広く見える家。隣家が南側のため、東、西、北の窓から光を取り込み明るい家に設計

キッチンよりリビングを望む

キッチンよりリビングを望む。玄関からリビングへの扉は、今人気のブルー系扉を採用。

キッチンの収納

キッチンの天井は、流行のレッドシダー貼りを採用。背面は、収納もたっぷり。

洗面所

日々の洗濯導線をスムーズにするために考えられた広い3.5帖の洗面室。至る所に収納スペースあり

トイレ

彩り美しい壁紙を採用した1Fトイレ

2F

2Fは、こども室×2と寝室1の3部屋のみ。高い勾配天井の開放感が気持ちいいです

ウォーキングクローゼット

おしゃれで大容量のウォーキングクローゼット。壁紙のストライプがインパクト大

ロフトへの入口

オリジナルで製作した本棚のセンターには、雛人形、五月人形が飾れるスペースを確保。ロフトの巨大な収納スペースには取り付け階段でGO!

片流れの屋根をオススメしているわけではありません

海老名オススメの屋根作り

屋根は、このような軒の出は深く、切妻の家を推奨していますよ

亀岡のモデルハウスの外観は、カッコイイから片流れ屋根にしようと思ってやったわけではなく、道路斜線規制を避けるためとロフトを広く確保するためにこうなっただけであって決してオススメしているわけではありません。
エビナ製材としては基本的に軒の出は深くして、シンプルに切妻の家を推奨しています。

これは、将来にわたって耐久性耐候性がありメンテナンスになるべくお金がかからないようにするためと、軒の出を深くすることで外壁の傷みを減らすことと夏の直射日光が室内に入らないようにすることと突然の雨でも窓を開けていても室内が濡れないようにするためです。

現在の住宅では軒を出さない家が多いですが、これはデザインや見た目優先であり、屋根面積が小さければ小さいだけお金がかからないことも含めて採用されています。将来のメンテナンス費用や実際の生活しやすさを考えると屋根が大きく張り出しているほうが良いですよ。ガラスにLow-E複層ガラス使っているから紫外線はカット出来ますからとか外壁は塗膜が強くなってますからとか住宅の営業さんは言うでしょうが、最初から夏の直射日光が入らないようにしておいたほうが室内温度は上がらないですよね。

語ってしまいました…

亀岡モデルハウスの見学について

亀岡のモデルハウスの延べ床面積は、約27坪です。決して広いお家ではありません。
ハウスメーカーのモデルハウスのような巨大なお家ではなく、リアルな生活感を感じられるモデルハウスです。
小さなお家ですので、いろいろな工夫が随所にたくさんあります。そんな、狭小住宅の家づくりが得意なエビナの工夫も楽しみながら探していただけると嬉しいです。

もう一度、亀岡のモデルハウスのご見学についてです

実際に人が生活していますので、見学ご希望の場合は、事前にご予約をお願いします。
見学ご希望のお客さまは、お電話または、こちらのお問い合わせフォームより、備考欄に亀岡モデルハウス希望と見学希望日時をご入力の上送信してください。
追って、モデルハウスの住所と日時をご連絡させていただきます。

京都モデルハウスの見学について

2017年、京都市右京区、葛野大路三条上がる西側に最初の京都モデルハウスが完成しました。
現在も打ち合わせ場所兼モデルハウスとして活躍しています。
京都モデルハウスの概要はこちらのページをご覧ください。
京都モデルハウスの見学も随時お問い合わせフォームより受け付けておりますので、
どうぞ、よろしくお願いします。

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2022年 今、家づくりを考えているお客さまへ

京都市右京区M様の木の家注文住宅新築工事

2024年3月に初めてお会いして、打ち合わせを1年程かけて工事着工となりました。お子さんが独立して子育てが終わった50代のご夫婦2人の木の家をつくります。京都市右京区M様の木の家は建て替えになります。

現場見学は随時行っておりますので、電話もしくはお問い合わせフォームから希望日時を2,3つほどお知らせいただければ、予定を調整いたします。

2025年3月24日 既存建物解体完了

全面の道路幅が狭いため解体した廃棄物を積み込むためのトラックを一時的にも置いておくことが難しかったこと等もあり、通常より少し時間がかかりましたがキレイに更地になりました。

解体のあと現場のほうで実際の敷地形状を図面に落とし込めるようにするため、座標点のある測量に入ってもらっています。その座標をパソコンで入力して図面に反映させて、建物を敷地上のどの位置に建てるかを検討して決めていきます。

昔の測量図が法務局にある場合でも、今のように座標点をとって完全に敷地形状を把握できるものではなく、面積を測れさえすればOKな時代の測量図なのであてにならないため、仮測量は必要です。

2025年3月3日 既存建物解体着工

築50年経過したこちらのお住まいを解体して建て替えます。

事前に電気メーター取外し、下の写真のようにガス管の側溝カットを手配しておいて、解体作業に危険がないようにしておきます。水道は解体していくとホコリが舞うので散水のため使用します。


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