解体工事はじめました
場所は京都府亀岡市の市街化調整区域です。
基本的に家を建ててはいけない地域ですが、農業従事者であれば建ててもOKという都市計画上のルールになっています。
とにかく敷地が広大で、母屋(おもや)と離れと他いくつかの農機具小屋が建っています。
今回、その中の離れを解体してそこに平屋建ての家を建てる計画です。
離れは大正時代の建物で築100年は優に越えています。
壊すのがもったいないくらいカッコイイです。
木と土と藁と竹と瓦で出来ています。
もちろん100年も前ですから、集成材なんてありません。
全て無垢材。当然全て自然素材。
白アリや虫に食われながらも立派に建っています。
社会の教科書でしかみたことのない農機具なんかもたくさんありました。
解体が終わったら、配置を確認して、確認申請です。
四ヶ月ぶりの新築工事です。
机にかじりついてばっかりいた生活から、自分の描いた絵が現実のカタチになる工程に入ります。
自分の描いた絵が世界が現実のものになるっていうのが何回やっても楽しいです。
暑くなったらイヤになるんでしょうけど。。。笑
それはそうと
前回の記事の最後のほうを書いていて、「こんなに選択肢があるのか(あったのか)!!」と自分でも思いました。でもま、いつもあれをお客さんと一緒になって選択しているわけなんですが・・・。
こだわりの部分はお客さんに選んでもらって、その他の部分は僕が選んでという風に進めています。
家をつくるのに料理屋さんと同じように「おまかせ」のコースがあってもいいなあ。
京都エビナ製材の木の家注文住宅 これまでの施工事例写真はこちら(google+)
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