2018/08/08 シュークロゼット
京都で木の暮らしと注文住宅をつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
つくるものは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルなものをつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違うものが出来上がります。
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京都市西京区O様の木の家について、8月12日まで随時見学可能です。エビナ製材モデルハウスも随時見学可能です。見学、新築増改築のご相談はお問い合わせからお願いします。
シュークロゼット
「シュークロゼット」玄関入って、家の人はシュークロゼット側から出入り、お客さんはそのまま出入りと人の動きをわけるプラン。このときの出入り口はアールに、収納棚は背面からの可動棚にすることが多いです。ニッチも定番ですね。 #エビナ製材おすすめ pic.twitter.com/2cIJEvP7Xw
— エビナ製材 海老名宣行 (@kyotoebina) 2018年8月8日
シュークロゼットは一時期かなり流行りました。
良いところは空間を緩やかに区切るので見せたくないものはシュークロゼットの中に入れておけることやベビーカーや土のついたものを置いておけることです。悪いところはそれなりに空間に大きさが必要で玄関とシュークロゼットだけで4.5帖分ぐらいのスペースが必要になります。靴を収納する幅と通路幅が必要になるので最低でも合わせて1100mmぐらいは必要になります。
棚については可動棚として、背面から棚受金物を伸ばしてその上に棚板を載せるタイプにすることが多いです。可動棚としておくと、そこに置くものに応じて寸法を変えることが出来るのでより自由に設定することが可能になります。奥行きは400mmが多いですね。それ以上の奥行きとするのであれば、可動棚の棚受けの長さが足りなくなるので、両端の壁から可動棚の棚受けを取り付けします。
流行りがある程度収束したので、プランによって従来型の玄関にするかシュークロゼット付きの玄関にするか各家庭ごとに冷静に考えられるようになったと思います。
それに、最近は洗濯用のスペースとしてランドリールームという空間も提案として出てきているので、そっちもそっちでスペースを取るようになってきています。洗濯機を置いてそこで室内干しが出来て、洗濯物をたたんで収納する場所も確保するので、それだけで4帖ぐらいは使います。
こうして見るとやはり建てた時期によって流行り廃りがありますね。