2018/08/23 断熱リフォーム
京都でお客さんの木の暮らしをつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
つくるのは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルな注文住宅をつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違う木の家が出来上がります。新築でも増改築でもそこは変わりません。木材のプロである材木屋さんですので、プロの目で見て使うべき木材を適材適所で使い分けています。
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エビナ製材木の家モデルハウスは随時見学可能です。見学、新築増改築のご相談はお問い合わせからお願いします。
断熱リフォーム
「断熱リフォーム」エアコンを新しく買い換えるよりも、家の断熱性能を向上させたほうが効果は高いです。お金も高いですが。。。ロックウールか高性能グラスウールの100mm厚を入れるだけでも効果はあります。 #エビナ製材おすすめ pic.twitter.com/NdR8No0DYd
— エビナ製材 海老名宣行 (@kyotoebina) 2018年8月23日
ゼロエネルギーハウスなどの高い省エネルギー性能と再生可能エネルギーを創り出す住宅の提案が出てきている今の時代ですので、やっぱり昔のように「グラスウールのやっすい50mmをとりあえず入れとこう」は通用しないと思います。さすがにロックウールや高性能グラスウールを使ったほうが良いんじゃないかなーと。
以前は断熱材単体での熱抵抗値や熱伝導率を調べて計算して出してやれば、それを目安にどの程度の断熱性能が確保出来るかが数値でわかるようになっていました。ところが、熱抵抗値では材の厚みは計算に含められても面積の概念がなかったので正確に住宅全体の断熱性能をはじき出すことが出来ませんでした。
そこで今現在では、Q値(熱損失係数)という数値を使って、例えば家全体の壁の面積の中で、住宅の表面積・窓面積・換気量などを踏まえて計算するように変わってきました。窓の面積がかなり大きければ熱損失量は多くなりますし、寒い地域では換気によって熱損失量が多くなります。
そういったことを計算で出していくことが出来るようになってきています。が、かなり計算が複雑なようでまだ手をつけていません。時代的には必要な計算なのですが、時間がかかる計算です。なので、僕はまだ手を付けたことがありません。w