京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

京都市右京区花園K様邸 木の家上棟しました(2014年10月4日)

海老名宣行です。
慌ただしくてブログの更新が相変わらず滞っています。

2014年10月4日 京都市右京区花園K様邸 上棟しました

さて、先日10月4日京都市右京区花園K様邸にて無事上棟しました。
今回は3階建ての木の家注文住宅になります。

右京区花園K様邸上棟 3階 2階 1階

木造3階建ての構造

中間検査合格

3階建てでも2階建てでも平屋でも、主要構造には床下には桧、柱には杉と桧、梁は米松を使用しています。
この仕様のほうが長持ちするからです。

ただ、木造3階建てになると柱や梁といった主要構造部を準耐火構造にしなければなりません。「主要構造部が燃えないようにつくれ」という建築基準法の規定がかなり厳しいために制約がとても多くなります。

燃えないようにするため、構造体は全て石膏ボードで覆わなければなりませんので、2階建ての施工実例のように梁を出したり、柱を出すことは基本的に出来なくなります。ただし、例えばストリップ階段のように踏み板を露出させる場合は「もえしろ設計」という、通常使用する部材に規定の厚みをプラスすることで使用することが可能になります。

使用できる石膏ボードは厚み15mm以上(強化石膏ボード含む)のものです。これを内装の壁や天井の下地に使用します。その上に認定を受けた壁紙や珪藻土等の塗材を使って仕上げします。

通常2階建てまでは9.5mmや12.5mmの石膏ボードを使用しますが、厚み15mmの石膏ボードの重さといったらもう。。。

今回は若い大工さん

ということで、力が必要であったり階段の上がり下りが頻繁になるので、今回はいつもの市原さんと中塔さんではなく、そのお弟子さんの浜田くんに仕事してもらっています。

浜田くん

今までの現場でもちょくちょく応援に来てくれていましたので、勝手は分かってくれています。基本的に仕事がメチャクチャ早い&キレイに仕上げるので、こちらの材料が間に合うかどうか日々ヒヤヒヤしています。多分1ヶ月か40日ぐらいで大工工事を完了させるつもりのようです。。。反面手仕事はあまり得意なほうではありませんので、このあたりをどう補強するか検討中です。

宇治市炭山H様邸 既存建物解体工事開始

そして、右京区花園K様邸とは別に、宇治市炭山H様邸にて既存建物の解体工事をしています。既存建物の工場を解体しています。写真は解体着工前の既存建物。これがどう変わっていくかが楽しみですね。地域的に浄化槽やプロパンガスを使わないといけませんので、このあたりが都市部とは違うところですね。

宇治市炭山H様邸解体前

左京区吉田N様邸

左京区吉田N様邸では確認申請がおりましたので間もなく基礎着工です。

左京区修学院N様邸外構工事

左京区修学院N様邸外構工事

夏にお引き渡ししました左京区修学院N様邸で外構のコンクリート打設工事を受注しました。
ありがとうございます。なかなか見に行けなくて申し訳ないです。。。

引き続き頑張っていきます。
そろそろ取材をさせていただきたいと思っています、O様、N様。

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