宇治市木の家注文住宅炭山H様邸の完成写真
木の家工務店の海老名宣行です。山ごもりがしたいです。
前にブログを書いたのはいつだったろうと過去記事を振り返ってみると、2月20日でした。。。かれこれ40日ぐらい間があいたわけですね。。。
さて、先日3月21日土曜春分の日、22日日曜に開催させていただいた宇治市炭山H様邸の写真をアップしますのでご覧ください。
宇治市炭山H様邸完成写真
外観
周囲の環境になじむように落ち着いた色合いで仕上げています。
1階部分で約7m x 約15mという大きさです。
LDK
家のメインとなる部屋です。
床と腰壁にパイン、壁天井は珪藻土で仕上げています。
梁を露出させて天井を高くしています。
引戸と壁に取り付けてあるステンドグラスは岡山県倉敷市笹沖にあるvisconteさんまで奥さんが出向かれてオーダーされたものです。このお気持ちが素敵です。
和室/2タイプあります
一つはおばあさんの部屋としてつくったものと、もう一つは仏間を設えかつLDKと連続する空間としたもの。
それぞれ性格の異なる和室です。
サブキッチン
おばあさん専用のキッチンです。
床はヒノキの小節を使っています。といってもほぼ節が全くないぐらいで大変キレイです。
1階トイレ
腰壁は汚れの拭き取りやすいパネルを使い、腰壁から上は香りのよいヒノキ、天井は匂いを消すために珪藻土を使用しています。
いつもヒノキの良い香りがする特別な部屋になったように思います。見学会のときもトイレのヒノキの香りを吸い込んでから帰っていかれるかたがたくさんおられました。それだけ日常で木の匂いを嗅ぐことも無いってことなんですね。
2階トイレと洗面
こちらも良い香りがします。
2階こども室
この4月で小学校6年生になる男の子の部屋です。新しいこの家と小学校を気に入ってくれるのか、とても気になっています。
床と天井に杉板を使用。壁にはアクセントウォール。
2階寝室
床はヒノキの節アリフローリング。
輸入壁紙をアクセントウォールとして採用されました。
華やかな良いデザインの壁紙です。
そして、つくりつけの畳ベッドです。
バルコニー
雨がかからないようにするため、屋根を大きく張り出し、かつ壁面を後退させて奥行き1.6mの空間を作っています。
人目を気にせず昼寝も可能です。
まとめ
とりあえず住居部分はこれで完成です。
見ていただいたように、パインと杉とヒノキ、壁紙と珪藻土を適所に使用してインテリアの雰囲気をつくっています。
打ち合わせの中でいろんなご意見が出て、それをまとめていくとこういうカタチになりました。
家がもつ明るく優しい雰囲気はそこに住む人のこころが投影されたものです。
初めてお目にかかったのは2013年3月でしたので、2年がかりの住宅建築でした。
打ち合わせの最中に、目の前で大きな夫婦げんかをされて半年以上ストップしたり、ご主人と息子さんの二人だけで他の家の完成見学会に来ていただいたり、工事中は年末年始の大雪と寒さで大変だったりと紆余曲折を経てようやく完成に至りました。
工房部分の建築
今は、引き続きご主人のご職業である陶芸のための工房をつくっています。
ご主人は陶芸家 平野仁平のお名前で活動されています。料理屋さんで主に使われる食器をつくって販売されています。
たん熊北店本店 – 美食百花 | TAKASHIMAYA CARDS
インターネット上にウェブサイトを作成されたほうが良いですよというお話もしています。
ブランドとして十分に成り立つだけの歴史と実績がありますので、かっこよくつくれば引き合いは必ずあると思います。
近くの「京都炭山朝倉木工」さんもウェブから注文を受けてテレビにも出ておられましたもんね。
山奥で決して便利とは言えない場所ですが、創作には非常に適した場所だと思いますのでここで更に大きく活躍されることを願っています。
図面と見積が相変わらず滞っていますが。。。
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2015年4月1日 9:00 PM
ブログメニュー:京都府宇治市炭山H様邸 , 木の家づくり │コメント(0)