京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

エビナ製材はどんな木の家をつくるのか

海老名宣行です。

6月16日,17日に「日本木材青壮年団体連合会 第62回全国会員近畿大阪大会」という全国から木材業界の人達が集まる行事が開催されました。僕は実行委員会の端くれとして一年以上前からずっといろいろお手伝いをしてきまして、ようやく解放されましたーーー。いやー、終わった終わった。

そっちのほうに手を取られていた日々から解放されまして、ふとブログを再度書いていこうと決めました。
以前にも1000文字超えて論じる記事を書いてきましたが、今回はもう少し親しみやすい内容でいきたいと思います。

まず今回は改めて「エビナ製材はどんな木の家をつくるのか」をお話ししていきます。

エビナ製材はどんな木の家をつくるのか

木が好きな人向けに、木の良さを引き出すことと、住む人にとって気持ちの良い家をつくります。

エビナ製材は基本的に住宅用の木材や建材を中心として、システムキッチンやシステムバス、便器などの設備機器を販売している会社です。
同時に戦後からぼちぼちと分譲住宅を手掛けたりもしていたのですが、そこから僕に代替わりしたときに「インターネットを使って注文住宅を売ろう」と決めました。

単なる注文住宅ではなく、木材のプロの手によって木に特化した注文住宅をつくること、特にムク材を多用する注文住宅を、お客さん一人一人に合わせてつくることにしました。

基本性能がしっかりした木の家をつくります

木の素材感をそのまま出すことを良しと考えていますので、今流行っている男前インテリアとか北欧系インテリアを多く取り入れてデザインすることはあまりやりません。インテリアには時代の流れがあり、10年もすれば人の好みは変わるからです。

流行りは追いかけず、長い年月(少なくとも30年。100年なんて謳えません。)飽きのこないインテリア、腐りやシロアリ、結露に強く丈夫で長持ちする家をつくっています。基本性能がしっかりした家ですね。

流行を追いかけないという点では、インテリアだけではなく、太陽光発電や蓄電池、ナントカ協会のナントカ工法などについても、こちらから自発的に採用やオススメするつもりはありません。

お客さんのイメージに合わせていく

お客さんの要望を一つ一つカタチにするため、細かく打ち合わせします。お客さんとつくる側とで完成したイメージにくいちがいが出ることがよくあります。これをできるだけ少なくするため、図面段階の打ち合わせから始まり、現場が始まってからも現場にて細かく打ち合わせしてお客さんの家をつくります。

一般的にハウスメーカーや工務店さんで建てる場合は、最初からハウスメーカーや工務店さんが仕様を決めた商品にお客さんが合わせていくことが多いです。でも、それではだいたい同じような仕上がりのものしかできません。

そうではなくて、お客さんがもたれているイメージ(ぼんやりでも良いのです。ネット上の画像でも良いのです。)にエビナ製材が合わせていくようにしています。そうすると、一棟一棟出来上がるものが違ってきます。つくる側からすれば、手間暇はかかりますし大変ですが、そのほうが面白いからです。

だから出来上がるものは人それぞれです。

床に使う木も違いますし、ドア一つでも違います。それに合わせて壁天井をケイソウ土にするのか、壁紙で模様を付けるのか、柱や梁などの構造体を露出させるのか、それらは全てお客さんの持っておられるイメージに基づいてつくっていきます。もちろんエビナ製材にもいつものやり方や得意技のようなものはあるのですが、それはそれであって決して固定したものとしてはいけないと考えています。

1000文字超えましたね。。。

最近完成見学会や施工事例のインタビューを、忙しすぎて出来ていませんので、それらを含めより活性化していきたいと思います。

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