祖父との思い出から見る現代の介護の問題やポイント
【祖父との思い出から見る現代の介護の問題やポイント】
こんにちは!
エビナ製材で主に改築・建て替えを担当しています
住宅介護コンサルタントの海老名智史です。
2月に入りましたね!
先日のスーパーブルーブラッドムーンは
ドラマ相棒を見ていて見逃してしまいました・・・
まだまだ寒いですが
暦では間もなく立春を迎えますので
春はもうすぐですよ〜!
さて前回、【祖父との思い出 介護のことなど】を書きましたが
今回は祖父の介護をしていた時代(25年ほど前)と比較をして
現代の介護の問題やポイントを書いてみたいと思います。
大家族から核家族へと家族の住まい方が変わった!
皆さんもご存じの通りここ数十年で3世代同居が当たり前だった時代から
結婚を機に実家を出て別に所帯を構えるのが普通になりました。
昔はおじいちゃんおばあちゃんの面倒は子どもなり親なりみんなで見ていた
(近所に身内のおじちゃんおばちゃんがいれば、その人たちも面倒見てました)
のが、子どもが別所帯になったので親の面倒を見る場合は、
実家に通って介護する
早々帰れる距離でなければ地域の介護施設に入ってもらう
デイサービスなどの支援を活用する
家族の同意があれば実家に戻って同居する
などの方法があると思うのですが
介護する側の人たちの生活スタイルは明らかに激変すると思うのです!
そして真面目な方であればあるほど介護を一身に引き受け疲れていかれるように
思います。
まずはご自分を大事になさってくださいね!
現代では親の介護だけでなくパートナーの介護をされていらっしゃる方も
増えておられます。医療の進歩で寿命もますます延びていくでしょう。
先日行きつけの散髪屋のマスター(私と同い年の45歳)と話していたのですが
「わしらが年取った時って平均寿命90歳越えてるんとちゃうかな!」と
冗談まじりで話していたのですが、あながち冗談じゃなくなるかも・・・
なるべく元気なおじいちゃんでいたいものですね。
でも、介護してもらうことになるかもしれないので
その時は感謝と素直さを忘れずに持っておきたいです。
介護される側の身体能力の低下を理解して適切にリフォームする
おじいちゃんおばあちゃんになると身体能力が著しく弱ってくるので
ちょっとした段差でつまずく
トイレが間に合わない
寒暖差に身体が付いていかない
などの問題が出てきます。
段差解消の工事や手すりの設置、
トイレやお風呂・脱衣場に暖房設備を設ける、
そしてトイレは寝室内かそぐそばに新たに設置する!
ことが大事だと思います。
介護用の簡易トイレがあるのですが、
介護をする側で実際に使用されてきた方々に聞くと後始末をするのが
大変であり苦痛であると皆さん仰っていました。
介護のストレスや負担を軽減するためにも
トイレはちゃんとした水洗トイレを設けたほうが良いです!
介護する側もされる側も少しでも負担が少なくなるような
お手伝いが出来れば幸いです。
今回もお読みいただき誠にありがとうございます!
住宅介護コンサルタント
海老名智史
2018年2月1日 10:35 PM
ブログメニュー:京都の改築・建て替え │コメント(0)