京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

2018/07/05 死ぬかと思った

京都で木の家注文住宅をつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。

7月21,22日もしくは28,29日に京都市西京区O様の木の家にて、完成見学会を開催させていただけることになりました!
これまでに資料請求いただいた方にのみ、メールでそのうち案内をお送りします。

7月に入って、
21日土曜日am10:00-11:30,pm1:30-3:00
28日土曜日am10:00-11:30,pm1:30-3:00
29日日曜日am10:00-11:30,pm1:30-3:00
各回2家族まで

で行こうかなとぼちぼち考えております。

京都市西京区O様の木の家クロス施工

内装の壁紙の施工がはじまりました。
おおよそ来週10日火曜日までかかる予定です。
仕上がると白く明るくなるので、どうなるか楽しみです。

死ぬかと思った

ここからは感情は一切入れずに書いていきたいと思います。
今日は一日中、梅雨前線の停滞により強い雨が降り続いています。

am8:00 40年以上お付き合いのある家の人から電話があり、先日の地震により瓦がずれて雨が漏るので見に来て欲しい、と会社に電話が入る。

am10:00 僕から先方さんへ電話して、am11:30-pm0:00までの間に見に行きますと連絡。

am11:30 現地到着。家の中で雨が漏っている箇所を確認。後日瓦屋さんか板金屋さんなどの業者に応急処置のため来てもらいます。詳しくは電話で連絡します。と説明して離れる。

pm3:00 今日応急処置してもらえると思って待っているのですが、誰も来ないのですがどうなってますかと電話が入る。雨なので、この状態で見に行って応急処置することは危険なので出来ません、晴れてから対応しますと伝える。親族と相談しますと言われる。

pm3:15 親族の方から、雨がこれから4日ほど続くので、なんとか今日処置して欲しい。雨なので、この状態で見に行って応急処置することは危険なので出来ません、晴れてから対応しますと伝えるが、それでもなんとかと言われる。ほぼゴリ押し。一旦電話を切って板金屋さんと相談。

※この雨と風のなか、2段はしごを使って地上6mの屋根に上がることは、風にあおられたり濡れているので滑りやすくなっているため非常に危険であり、また、瓦の中でも滑りやすい瓦があったりするので人が滑って落下する可能性があります。

pm3:30 結局僕と従業員の兼田くんと二人で2段はしごやブルーシートや木材を積んで現場に行くと親族の方に電話で連絡。非常に危険であるとも伝える。落ちてケガしたり死んだりしたら、病院に連れて行ってくださいと冗談交じりに伝える。

pm3:35 やっぱり危ないので止めておいてくださいと親族の方から連絡。行くと決めましたので行きますと返答。

pm5:00 現場到着。二人で2段はしごを伸ばして僕が登って屋根の上に上がる。風強くて怖い。瓦のズレを出来る範囲で直す。僕は職人さんではないので、そこまで瓦のことに詳しくはないです。

pm5:30 板金屋さんが心配して見に来てくれる。手伝ってもらう。

pm6:00 出来る範囲での作業が完了したので下におりる。はしごって、下りるほうが上るのよりもはるかに怖いです。足滑らせたら大けがするか死ぬかだからです。その後説明をしてモデルハウスに戻る。

1番悲しかったのは、

自宅の室内の雨漏り>作業する人のケガや死

というのが垣間見えたことでした。

いつも誰かのために必死でやっているつもりですが、人のケガや死よりも自宅の室内の雨漏りが止まることのほうが優先という自分の都合だけしか考えていないのが見えたことが、怒りを通り越してとても悲しかったです。自分達の存在ってそんな程度にしか考えられていないのかと。


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