2018/07/26 杉板よろい貼りはとても難しい施工です
京都で木の暮らしと注文住宅をつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
twitter,instagram,FBページ も毎日更新していますので、よかったら見てください。
京都市西京区O様の木の家にて完成見学会開催します。
7月
28日土曜日am10:00-11:30
29日日曜日am10:00-11:30
各回2家族まで。あまりにも暑いので午前の部だけにします。
京都市西京区O様の木の家のまとめはこちら
直島に行ってきました
今日は炎天下の中、香川県にある現代アートの島「直島」に行ってきました。
朝、高知県の桂浜を出発して、昼頃に岡山県玉野市の宇野港フェリー乗り場に着いて、そこから車は置いといて人だけフェリーに乗って直島まで行きました。
草間彌生さんの赤かぼちゃ
と、安藤建築の地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセハウス ミュージアムを見て回りました。バスで回りましたがとりあえず暑いのです。また、写真撮影が禁止されているので何も撮れず。
撮れたのはこれぐらい
おやじの海って曲の生まれた島だそうです。僕は小さい頃聞いたことがある曲です。
過去に安藤建築はたくさん追いかけて見てきていたので、久々に見ると、わざと回遊させたりスリットを効果的に使ったりと様々な得意技を駆使してあるのがよくわかる建築でした。もちろん現代アートも良かったです。
杉板よろい貼りはとても難しい施工です
「杉板よろい貼り」2017年にはじめて施工しました。はじめてでよくわかっていなかったからこそできましたが、水平を出すのは難しいわ、角のおさまりは難しいわ、一段ずつ全面張り上げていくので時間がかかるわで、大変な仕上げでした。見た目は抜群にカッコいいです。 #エビナ製材おすすめ pic.twitter.com/tZlINXvRU1
— エビナ製材 海老名宣行 (@kyotoebina) 2018年7月26日
お客さんが宇治市炭山の朝倉木工さんのブログでセルフビルドで杉板よろい貼りをしているのを参考にして、こんな風にしたいという希望を持ち込まれました。
まったくやったことのない施工だったので、出来るだけ高くならないようにと気を遣いながらも、施工するほうもやったことがないのでどのくらいの日数と人手がかかるかわからない中での施工でした。まあ早く仕上げてくれたので思っていたより安くついたほうだと思います。でも他の仕上げ方と比べてみるとかなり高価な施工です。
写真では仕上げの木が見えているだけですが、法令を守る必要があるため、延焼のおそれのある部分には燃えない素材を下地に貼っていますし、その他もろもろの配慮が必要になる仕上げ方です。
今日は歩き疲れたのでここまでにしたいと思います。