2018/08/07 必要なところに必要な明かりを
京都で木の暮らしと注文住宅をつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
つくるものは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルなものをつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違うものが出来上がります。
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京都市西京区O様の木の家について、8月12日まで随時見学可能です。エビナ製材モデルハウスも随時見学可能です。見学、新築増改築のご相談はお問い合わせからお願いします。
必要なところに必要な明かりを
「必要なところに必要な明かりを」リラックスできる環境をつくるには電球色の薄暗い明かりがおすすめです。食事のときはテーブルの料理がより美味しそうに見えるように、勉強するときはノートや本がよく見えるように、目的ごとに配光を計画するのが良いです。 #エビナ製材おすすめ pic.twitter.com/EKLcAVwvxO
— エビナ製材 海老名宣行 (@kyotoebina) 2018年8月7日
照明計画は非常に難しくて、それぞれの人が育ってきたり生活してきた環境によって考え方もバラバラです。天井に直付けするホームセンターで安く売っているようなもので良いのか、でもそれではあまりに味気ないからもう少しこだわったもののほうが良いのか。そういったところも含めて聴き取りしたり、どういう照明器具を使うのが良いのか考えます。
とはいうものの、そこまで照明器具や照明についてプロというわけではないので、ある程度まで僕の分かる範囲で取り組むという感じで進めています。
照明器具は照明器具で、ほとんどの器具がLEDに対応するようになり、照明器具によってはLEDと一体化させてLEDが切れたら照明器具ごと取替ということが多くなりました。以前なら電球だけ取り替えて器具はそのまま使えるというのが多かったですが、そういう流れではなくなってきています。
しかも、LEDが切れて器具ごと交換しようにも、プラスとマイナスの線を抜いて新しい器具に挿し直す必要があるため本来電気工事士の資格をもった人(要するに電気屋さん)でないと原則取替できません。それを嫌って出来るだけ自分で取替できるようにしようと思うと、器具自体がやや高くなったり、LEDの電球部分が高かったりとお金がかかります。LED一体型の照明器具のほうが安いのが現状です。
そういった現状とお客さんの好みとを踏まえた上で、分厚い辞書みたいなカタログを見ながら照明器具を決めていきます。