2018/09/09 橋のような廊下
京都でお客さんの木の暮らしをつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
つくるのは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルな注文住宅をつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違う木の家が出来上がります。新築でも増改築でもそこは変わりません。木材のプロである材木屋さんですので、プロの目で見て使うべき木材を適材適所で使い分けています。
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橋のような廊下
「橋のような廊下」部屋と部屋の間をつなぐ階段と吹抜けの間を橋のような廊下でつないだ施工事例。あとで追加した本棚も便利ですね。 #エビナ製材おすすめ pic.twitter.com/eDgkvhGSGR
— エビナ製材 海老名宣行 (@kyotoebina) 2018年9月9日
施工実例のページはこちらです↓
ちゃんとして和室のある木の注文住宅長期優良住宅 京都府T様邸│京都市のエビナ製材工務店
今から7年前にお引き渡しした木の家です。長期優良住宅という制度がはじまって間もない木の家で、このタイプの建て方をするのも3棟目ということもあって、正直に言えば自分でもわからないところがありながらお客さんと一緒に木の家をつくったというのを思い出します。フラット35も適用しました。
こちらの家ではご主人がDIY大好きな人でウッドデッキをつくったり塀をつくったりされています。すごい器用でなんでもつくってしまわれますね。先日の台風21号のときはバルコニーのポリカーボネート板が飛んで行ったので自分で取り付けるから材料代いくらします?と見積依頼いただきました。自分でやるってすごい。
間取りとしては家の真ん中を吹き抜けにしてそれを挟むように部屋をつくっています。階段も吹き抜けの一部としているので、そうすると2階の廊下も吹抜の一部になり橋のようになっています。空間は大きくなりますが、この当時はじめて吹付断熱材アイシネンを使って断熱性が非常に高くなっているのでそれほど暑さ寒さは感じないようです。うらやましい。
引き渡し後数ヶ月して東日本大震災が起こり、そこから数年の間お客さんの心理的なものかわかりませんが吹抜を使って大きな空間をつくるやり方は下火になりました。今はまた復活してきて大きな空間をつくることも多くなってきています。というより普通に普通の空間をつくるよりも木の構造を出して大きな空間をつくるほうがつくるほうとしては楽しいというのもあります。