2018/09/11 ナラフローリング
京都でお客さんの木の暮らしをつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
つくるのは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルな注文住宅をつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違う木の家が出来上がります。新築でも増改築でもそこは変わりません。木材のプロである材木屋さんですので、プロの目で見て使うべき木材を適材適所で使い分けています。
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ナラフローリング
「ナラフローリング」広葉樹系の木材で、重厚感があり堅くキズつきにくいです。昔から洋風の家具やフローリングに使われています。虎斑(とらふ)と言うまだら模様が浮き出てくるのが特徴です。杉と比べると倍の価格なので、予算を抑えるときは1階の床だけナラにすると良いです。 #エビナ製材おすすめ pic.twitter.com/5WFZ6wQ8Np
— エビナ製材 海老名宣行 (@kyotoebina) 2018年9月11日
ナラフローリングは洋風の重厚感が強くでるので良い家の感じも強くでます。重厚感があり堅くキズつきにくいのは長所ですが、堅いので杉と比べると少し冷たく感じられます。ムクのフローリングは足触りが良いので、スリッパナシで裸足とか靴下で歩いたほうが気持ち良いですよ。
僕の個人的な感覚なんですが、他の設計事務所や工務店の施工例を見ているとフローリングは杉ばっかり使ってます!とか桧ばっかり使ってます!という写真をよく見かけます。
だけど、別に杉でも桧でもパインでもナラでもタモでも、お客さんの好みでいろんな木材を使って良いのではないかと考えます。木であることには変わりお客さんの求めるインテリアのイメージに出来るだけ近づけることのほうが大事であって、設計事務所や工務店の作品を作っているのではないからです。
そうするとお客さんによってできあがるものが違ってきます。つくりかたを一つ一つ変えるので、おさめかたが変わったり使う材料も変わってくるので大変で手間もかかりますが、それが本来の意味の注文住宅ではないかと思います。