2018/09/13 内窓-コストを抑えて断熱性を上げるための選択肢として-
京都でお客さんの木の暮らしをつくる材木屋兼工務店、エビナ製材の海老名宣行です。
つくるのは、素朴であたたかみのある優しく柔らかく落ち着いた木の家です。そこにお客さんの好みやイメージを持ってきてもらって、一緒に話合いながらオリジナルな注文住宅をつくっています。そういう風にすると一棟一棟お客さんによって違う木の家が出来上がります。新築でも増改築でもそこは変わりません。木材のプロである材木屋さんですので、プロの目で見て使うべき木材を適材適所で使い分けています。
内窓-コストを抑えて断熱性を上げるための選択肢として-
「内窓」既存のサッシを取り替えるとコストがかかりすぎるため、コストを抑えて断熱性を上げるための選択肢として内窓設置があります。ただし、2回窓を開ける動作が必要であったり、窓枠にモノが置けないといった短所もあります。 #エビナ製材おすすめ pic.twitter.com/rpWZiPE59t
— エビナ製材 海老名宣行 (@kyotoebina) 2018年9月13日
サッシ丸ごとを取り替える場合、モルタルやサイディングなどの外壁を一部はがしてサッシを取り外して、新しいサッシを入れて再びモルタルかサイディングで元に戻します。が、モルタルでは新たに塗ったところは既存の壁と別物になるので、割れが発生しやすく、その上に塗装をかけてもどうしても微妙に段差が出来てしまうので少し目立ちます。サイディングの場合は既存の製品が廃番になっていて近似の柄のサイディングを探したりまったく別物の外壁を貼ったりと、今までと少し違う外観になります。
外壁と絡んでくるので、サッシ取替というのはコストがかかります。
なので内窓を使いましょうかという提案になるわけです。特に出窓に使うとかなり断熱性が上がるので効果はあります。ただ、内窓と既存サッシの間の空間は結露が発生しやすいです。
内窓は樹脂の枠とガラスで出来ているので断熱性の高い商品です。取付は割と簡単ですので短時間に取り付けることが可能なのと、自治体によりますが補助金の対象になっていることが多いです。
壁の中の断熱材の性能を上げるのと同じタイミングで窓も高断熱性をあげると、部屋としては冬に冷えにくく夏は涼しくエアコンの効きが早い部屋になります。
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