中古マンションを買って改修するという事例
京都市内の土地が非常に高値になっていることから、土地を買うのではなく中古マンションを購入されてキッチン、システムバス、洗面台、便器等を入れ替えて住むという事例が増えてきています。
京都市中京区Y様邸マンション改修

1998年新築なので築27年経過するマンションの1室を新たに購入されて、こちらのキッチン、洗面、システムバス、トイレの入れ替えと6.5帖の洋室をこども用にパーテションで2分割するという計画です。こちらのマンション購入以前から古家付きの土地を探されるのに同行していたのですが、マンションで良い物件が出たことから購入されました。
上京区KO様邸マンション改修
こちらのお客さんももともと京都市内の土地を探されていましたが、あまりの値段の高さに土地購入を諦めて中古マンションを購入されて改修となった事例です。
施工した内容は、システムバスの入れ替え、洗濯機奥の壁に可動棚取付、神棚取付、寝室ドアの開き方向の変更、床にムクフローリングが貼ってあるのですが前のオーナーさんが化学系ワックスを使用されて妙にピカピカに光っていたためワックスを除去してミツロウワックスで仕上げました。
やろうと思っていたが出来なかったのは、内窓を設置でした。マンションの管理組合規約では窓部分(部屋側の窓枠部分も含む)は共用部分とみなされるため、入れ替えたり窓枠を取り替えたりすることが出来ず、内窓を付けるのであれば窓から10cm程度離したところであれば可能ということでした。しかしそれをすると部屋が狭くなるため、最終的には内窓の取付は諦めました。

洗濯機の奥の壁に、ネジをとめるための下地がないので背中に板を貼ってそこに可動棚を取り付けています。木造と違ってマンションは構造がコンクリートのことが多いのでネジをとめる下地がないことが多いことからこういった施工もします。

神棚を壁に取り付けたところ。こちらも下地がないので先に木を取り付けてから金物を固定しています。

ドアの開き方向を変えるために戸当りやラッチの位置を変更しました。部屋にベッドを入れて内側にドアを開くと当たってしまうことから外開きに変更しました。これはでも無理矢理に施工しているのであまりキレイには出来ていないですが、お客さん納得のうえでの工事です。