京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

木の家づくり

交野市I様の平屋の木の家建築工事経過

こんにちは、エビナ製材 海老名です。

交野市I様の平屋の木の家建築工事経過です。
施主さんは70歳代の女性でご主人との2人暮らしの予定です。もうそんなに大きな家は要らないということで平屋の木の家をつくります。

2023年8月7日 全工事完了

既存エコキュートの移設と試運転が完了し、畳と障子が入り、網戸も入ってようやく住める状態になりました。引越後に既存建物から部材の抜き取りなどは残りますが、これで全ての工事が完了です。

ちなみに照明器具は、電球の取替が可能で簡単なものをという要望にお応えして一般的な照明器具を取り付けています。

2023年8月2日 内装外装の仕上げが完了

ようやくあと少しで完成というところまで近づいてきました。
内装の床はナラフローリングと杉フローリング、天井は杉板貼り、壁はレミリアという壁紙と洗面トイレは漆喰仕上げとしています。
今お住まいの家の思い出の品を出来るだけ家に取り込むため、書院の障子だけでなく床の間の部材を解体時に抜き取って取り付ける予定としています。
いい木の家になってきました。

2023年7月4日 大工さんの工事が完了

家のつくりとしては現代的な木の家に仕上げています。今お住まいの家で気に入っておられる書院の障子を再利用して飾りとしたり、思い入れのあるものをたくさん使って仕上げていきます。

2023年6月28日 外壁に焼杉板貼り

外壁に焼杉板を貼っています。これは焼きっぱなしの炭を残した状態の焼杉板です。炭が手につきます。外壁に木を使うので、外壁下地は防火構造認定を取得出来ている仕様にしています。風合いは良く、雨風によって炭が落ちていきます。

2023年6月15,16,17日 アイシネン吹付断熱工事が完了

これが断熱工事前で

これが断熱工事後です。
建物を丸ごと断熱材ですっぽり覆うので、断熱性能がとても高いです。

工事中スポットクーラーを入れるだけでかなり涼しいです。グラスウールやロックウールを入れたときとは体感が全く違います。

2023年6月1日 内装と電気配線水道配管の打ち合わせ

天井の下地や壁の下地ができてきました。杉とナラのフローリングが貼れてきています。そろそろ断熱工事の日程が近づいているので電気配線と水道配管の打ち合わせをしました。

2023年5月12日 交野市I様の平屋の木の家を上棟しました

2023年5月12日に交野市I様の平屋の木の家注文住宅を上棟しました。

交野市I様の木の家は平屋で和瓦葺き、外壁は焼杉板で仕上げる予定です。

外壁が板貼りとなるので、防火構造認定が取れている仕様で下地もつくります。昔のように単純に板貼りすればOKというものではありません。必ず燃えない下地をつくる必要があります。そうでないと建築確認がおりません。

ここから平屋の新築注文住宅をあと2棟建てる予定をしています。今年は平屋が流行りですね。

最近のお客さんの傾向

発注者となるお客さんの年齢層がぐっと上がりまして、50代~70代のお客さんが増えました。要因として大きいのはやはり物価上昇でして、土地と建物を一緒に住宅ローンを組んでと計画するとかなりの金額(京都市内だと5000万円超え)となってしまうこともあり、30代の子育て世代のお客さんの割合が減り50代~70代のお客さんの割合が増えました。年齢が上がったことで現金で決済されるお客さんの割合も増えてますね。

お客さんの要望からつくる家づくり

施工実例からもわかるように、エビナ製材の木の家はお客さんごとに出来上がる家が違います。

一般的なハウスメーカーや工務店では、注文住宅と言いながら自由に自分の好きなようにつくれるわけではなく一定範囲の中で選択するように出来ています。

それではほんとうの注文住宅とは言えないと思っていて、エビナ製材ではお客さんの要望をもとにして家をつくっていきます。予め決まった仕様の中で選択するだけか、お客さんのイメージをもとに家をつくるかで完成する家は大きく変わります。「オプションです」「できないです」ではなく、「お客さんの要望をもとに実際につくるとこれくらいの費用になります」という姿勢の違いです。説明するのが毎回難しいんですが、この違いはとても大きいです。


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