京都の木の家注文住宅のエビナ製材ブログ

京都の改築・建て替え

OBのお客様からのご相談

海老名智史

【OBのお客様からのご相談】

こんにちは!

エビナ製材で主に改築・建て替えを担当しています
住宅介護コンサルタントの海老名智史です。

3月6日は二十四節気の啓蟄。
土中で冬ごもりをしていた虫たちがもぞもぞ這い出てくるので
いよいよ春になってきましたね〜という季節なのですが・・・

このブログを書いている3月4日午後2時時点で京都は気温22度!

ゴールデンウィークどきの気温で
お昼間に出かけていた私たち家族は暑くて
アイスを食べてしまったくらいです!

でも暖かくなっていくのは嬉しいものですね!
外出したくなりますし、洗濯物も乾きやすくなりますし。

さて、今回は5年ほど前に新築を建てさせていただいた
OBのお客様からのご相談をお話いたします。

ご相談の内容

ご相談いただいたのはご主人さんからです。

奥様のお母さんが所有されている一戸建て(空き家で倉庫としてご使用)の
お隣が建て替えをされる、ということです。

そこでお隣がお母さんに境界の確認を求めてこられているので
アドバイスが欲しいというのが1点。
もう1点はお隣の建物が解体されて無くなってしまうと
お母さん側の建物の外壁が無いところが露わになり、
用心も悪いので工事で外壁を建てることができるか確認してほしい、
という2点をご相談いただきました。

メールとお電話で日取りなどのやり取りをして
現地でお会いしてお話しすることにしました。

現地調査

現地で、お母さんとご主人、奥様の3人とお会いしてお隣の要望内容と
お母さん側のご要望などお伺いしました。

境界に関してはすでにお隣が境界確認書という形で書類を作成しておられたので
その書類を元に現地との整合性があるかどうかなどの説明をさせていただき
ました。

ただ目を通した書類の内容では境界の確認としてはまだ十分ではないので
不足している点をお母さん方にお伝えしてお隣とお話ししてください、と
お伝えしました。
(この点に関しても後日アドバイスが欲しい、と仰ったので
 お隣との現地立会に同行する旨、約束いたしました)

外壁を建てる工事に関してはお隣が解体工事をされることも考えて
お隣の解体前に仮工事でバリケードフェンスとブルーシートで塞いでおく、
お隣の解体が終わった後に本工事としてちゃんとした外壁を建てるやり方が
ベターですね、とお伝えしました。
(お隣の解体前に外壁を先に建ててしまってお隣の解体工事で傷がいく
 可能性がある、お隣の建物が無くなった状態で外壁を建てる工事をする方が
 やりやすい、という意味で)

なぜこのような相談をいただいたのか

不動産や建築の知識がない方にとって
お隣(今回は不動産業の方)から境界の確認を求められても
なかなか分からないものです。

お隣は不動産のことは熟知していても、今回のご相談者は全くの素人。
お互いが一般素人であれば土地家屋調査士や測量士といった職種の方が
お互いの間に入って調整していくものですが
今回は調整役が不在の為、困って私にご相談いただいたのだと思います。

境界というのは結構デリケートな話で、お隣同士で揉めることも
ままあります(裁判に発展することもありますし・・・)。

境界に関して何かあれば、ちゃんとした不動産会社、
土地家屋調査士や測量士さんにご相談くださいね!

今回もお読みいただきありがとうございました!

追記
今日のお昼は幼稚園のママ友さんから生け花展のチケットを頂いたので
家族で祇園甲部歌舞練場内の展示場で生け花を見てきました!
息子はお庭の池に泳いでいるコイに夢中でしたが・・・

祇園甲部歌舞練場内の展示場

祇園甲部歌舞練場内の展示場池の鯉

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海老名智史


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